脱・自己犠牲ライフメソッド 心理カウンセラーの山中望愛(やまなかみらい)です。
仕事、家庭、プライベートの中では様々な問題に直面します。
皆さんの周りや自分自身を振り返ってみて、問題に振り回される人と問題を成長につなげている人はいませんか?
その違いはどこにあるのでしょうか?
今回は問題を成長につなげるための問題解決の3つのルールについてお伝えしたいと思います。
そのルールはとてもシンプルなものですが、問題が混沌としている時こそ、効果を発揮するのではないかと思います。
アダルトチルドレンは問題に振り回されることが多いので、これを読むと「問題を解決できない自分」を責め続けてしまう自分とさよならできるきっかけとなるかもしれません。
アダルトチルドレンの生きづらさを解消する方法ともなるうるものです。
また、問題解決だけでなく、幸せ、人間関係、ビジネスの成功法則となるので、ぜひお読みくださいね。
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●問題解決のルール①:「うまくいかないのなら、何でもいいから違うことをやる」
問題解決をしようとして、失敗の連続となってしまうことはよくあると思います。
問題解決をしようと思ったとき、問題やうまくいっていないことにフォーカスするために、「できないこと」「うまくいっていないこと」を自分が責めてしまったり、モチベーションがさがってしまったり、自信をなくしてしまったり、失敗の連続で行動できなくなります。
そのときにはフォーカスするところを変えてみることが重要となります。
それは問題ではなく、「解決」にフォーカスしてみることです。
問題や原因は過去を考えることで、「解決」は未来を考えることになります。
原因は複数あるので、それにフォーカスするより「解決」という未来の視点から考えていくと突破口が見つかることがあります。
問題にフォーカスすると「なぜできないんだ?」と過去を考え、何がまずいか?と責められた気持ちになり、行動ができなくなります。
アダルトチルドレンの完璧主義の傾向がある人が行動を後回しにする引き伸ばしの悪循環にはまってしまうことになります。
解決にフォーカスすると「どうすればいいか?」と未来を考え、何がうまくいきそうか? と前向きな気持ちになり、行動することができます。
解決にフォーカスするときに注意することは、早く変えたいと思うと大きな変化を起こしたいと思いますが、いきなり大きな変化を起こそうと思わなくてよいのだということ。
大きな変化を起こすには大きな労力が必要です。まずは小さな変化で十分なのです。
小さなもので具体的に肯定形であることを考慮して、やることを決めていくとわかりやすくなります。
例えば、無理しないという反省点から目標を決めるより、2時間ごとに休憩をとる具体的な肯定形としたほうが後から検証ができますので、参考にしてください。
また、解決するのは自分なので、自分の長所、成功体験などは必ずあるので思い出してやってみるといいです。
私は会社員のときに上司からのフィードバックが、自分ができていないことを中心に指摘されて、自己否定された気持ちになり、自信をなくして、モチベーションが下がったことがありました。
モノづくりなどの改善には「何が悪いのか」を分析する問題志向は大切ですが、人に対しては問題志向ではなく、解決志向が行動をしていくのには大切だったのではないかと思っています。
何がうまくいきそうか?と前向きな気持ちで小さなことからコツコツと行動していきましょう!
●問題解決のルール②:「一度やってうまくいったのなら、繰り返しやる」
何がうまくいきそうか?と前向きな気持ちで小さなことからコツコツと行動していったら、
「できていること」「うまくいっていること」を見つけることにフォーカスをしてください。
「問題はあるけど、うまくいっていることはないかな?」こう自分に問いかけてみてください。
「できている自分」「うまくいっていること」はどんな小さなことでも大丈夫です。
「できている自分」を見つけたら、自分で自分をほめてあげる、自分をよしよしと認めてあげてください。
それを続けていると感情が動いて、思考が変わり、もっと行動できる自分になっていきます。
うまくいったことは繰り返し続けていくと習慣化できます。
うまくいったことを習慣化して、長期間継続していくことは成功体験となります。
成功体験を積み重ねることで自分に自信を持てるようになります。
一度やってうまくいったことは繰り返しやって、習慣化していきましょう!
●問題解決のルール③「うまくいっているなら変えない」
「うまくいっていないこと」があれば、必ず「うまくいっていること」があるはずです。
「うまくいっていないこと」「うまくいっていること」両方がわかると全体像がみえてきます。
「できている自分」「うまくいっていること」を見つけたら、変えないこと。
習慣化することということはつまり変えないことでもあります。
例えば、私は過去に仕事のストレスで寝たいのに寝れないと悩んでいました。
そのときは寝れないことばかりにフォーカスしてしまい、ストレスを抱え込んでしまっている自分はだめだ、仕事をきちんとできない自分はだめだから寝れなくなっているんだと自分にダメ出しばかりしていました。
結局、心療内科にいって、話をきいてもらい、治療するという結果になってしまいました。
今も同じように仕事などのストレスで寝たいのに寝れないことはありますが、寝れないことにフォーカスしなくなりました。
寝る前にヒーリングミュージックを聞くと、緊張が和らぎ、寝れることがわかり、寝る前にヒーリングミュージックを聞いて寝るようにしていて、それを続けています。
今日は何を聞いて寝ようかと楽しみにもなっています。
●まとめ
問題にフォーカスするのか解決にフォーカスするかで明確な違いがでてくることがお分かりになったと思います。
問題に悩まされている時は3つのルールのいづれかに反した行動をしているのではないでしょうか?
・できていることを変えようとしてしまう
・できていないことをそのままにしてしまう
・できたことを続けていない
すべては実験⇒検証の繰り返しで行動をしていくことで壁を突破していくことが成功への鍵となります。
問題が大きなときには、それに圧倒されてしまって、本来自分が持っている自分の力が見えなくなってしまうときがあります。
問題に圧倒されてしまって、八方塞がりな状態で、気持ちの整理をしたい場合やどうなりたいかのイメージがもてないときにはどうぞお試しカウンセリングでお悩みを聞かせてください。
カウンセリングに申し込むことはとても勇気がいることですが、あなたの未来が変わるきっかけとなれたら幸いです。
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