脱・自己犠牲ライフメソッド 心理カウンセラーの山中望愛(やまなかみらい)です。
アダルトチルドレンの生きづらさを抱えていて、人生を変えたいと思った場合、本やブログを読んでみる方も多いと思います。
私も人生を変えたいと思って、自己啓発の本やブログを読みました。
人生を変えるというと感謝について書かれた本やブログを目にしますが、皆さんはいかがでしょうか?
ベストセラーになっている本もたくさんありますよね。
今回は感謝して幸せになる人、不幸になる人の違いについてお伝えしますので、ぜひお読みください。
過去の私は感謝をしても幸せになりませんでした
感謝をしても幸せになれなかったのは、なにをかくそう私です。
感謝について書かれた本やブログには「全てのことに感謝しよう」と書かれていました。
日々何事にも感謝して生きられたら最高に幸せな人生だなあ。そう思って目の前にあること、起こることなどに「ありがとう」「感謝します」と感謝メソッドを実践したことがあります。
ありがとうをたくさんいうこともやりました。
でも、幸せな人生になることを願って感謝したにもかかわらず、心は感謝とは程遠い状態でした。
感謝できないと思ったこともたくさんありました。そして感謝できない自分に落ち込みました。
気持ちが持たなくて長く続きませんでした。
皆さんの中でも実践してみて、思う結果が得られなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なぜ感謝をしても幸せにならないのか?
感謝することにはメリットだけでなく、デメリットがあるのです。
すべてのことに感謝するとなると、理不尽な状況に陥っていることも感謝しないといけません。
例えば
今日も苦手なパワハラ上司に理不尽に怒られている。
そんな状況に感謝できるでしょうか?
過去の私はまさしくこの状況。私はこのような状況では感謝できませんでした。
皆さんもきっとできないのではないでしょうか。
理不尽に怒られている。そんな状況でも感謝しないといけない。感謝できない自分はだめなんだと思う。できない自分を責めてしまう。
そうすると自分の感情に蓋をしてしまいます。
理不尽に怒られている状況では自分の思っていることを適切に表現することが大切になってきます。
つまり、全てのことに感謝することに執着してしまうと、困難や不満に直面しても、その状況をただただ受け入れてしまうことにつながってしまうのです。
そして自分が抱えている問題は解決しないのです。
それでは、どのように感謝をすればよいのでしょうか?
感謝はできる範囲でOK
すべてに感謝する必要はありません。感謝できることに感謝するのでいいのです。
例えば
おいしいご飯が食べられる
病気せずに元気でいられる
湯舟にゆっくりはいれる
暖かい布団で寝られる
今すでにあること、ちっちゃなことから感謝してみる。
馬鹿らしいと思えるけれど、こんな感じでOKなのです。
小さなことを少しずつ段階を踏んでいけばいいのです。
大きなこと、心に負担があることは感謝することにおいてはスルーしていいのです。
それよりも小さな感謝を続けていくことが大切です。
それを続けていけば、小さな感謝が積みあがっていき、たくさんのことに感謝できるようになります。
感謝すると心は健康になり、自己肯定感も自然に高まっていきます。
たくさんのことに感謝できると未来が変わっていきます。
小さなことに感謝する習慣をつけていきたいですね。
過去の私のように理不尽なことがあって、どうしてよいかわからないとき、小さなことにも感謝できない心境のときはどうぞお試しカウンセリングでお悩みを聞かせてください。
カウンセリングに申し込むことはとても勇気がいることですが、あなたの未来が変わるきっかけとなれたら幸いです。
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